こんにちは、社会人ディベートCafe☆です。こちらの記事でディベートとは、『テーマにそって賛成(肯定側)と反対(否定側)に分かれ、第3者であるジャッジを説得するゲームです。』とご紹介しました。

おそらく全員からは信じてもらえないかもしれません。

1.ディベートの一般的な定義

ディベートの一般的な定義は、議論や討論をすることです。辞書を参照すると、このように解説されていますね。

結論からいうと、この定義が正しいわけです。当団体は、ゲームとしてディベートを行っているため、ルールや勝敗を設定して、そのうえでディベートを再定義しております。

 

2.ディベートのルールと勝敗について

詳しくは、後述しますが、日本の中学、高校、大学、そして社会人向けに行わているディベートは、事前にルールや勝敗の基準が設定されており、その範囲内でディベートをゲーム形式で行うというものです。

2-1 ディベートのルール

主にスピーチの時間・順番と役割ですね。事前にタイムテーブルというものが用意されていて、選手はタイムテーブルに従ってスピーチをしなければなりません。

このルールですが、けっこう覚えるまでが大変だったりします。

2-2 勝敗の基準

通常、ディベートの試合が終わると、第三者であるジャッジが、試合の判定を行います。ジャッジは、議会の決裁者のようなもので、自分が説得されたと判断した側に判定を行います。

加えて、ジャッジは、全員の前で、以下のことを解説しなければなりません

  • 試合はどのような流れで進んでいったのか?
  • どのように肯定側・否定側の議論を分析・評価したか?
  • どちらに判定をしたか?その判定理由は何か?

なんとなく肯定側の議論のほうが心に響いたから?や否定側の議論と同じ考えだったらから、というのはジャッジとして望ましい判定の仕方ではありません。

3.ルールと勝敗の基準が【ある】【ない】で考察

3-1 ルール【有】×勝敗【有】のディベート

先ほど、お伝えした競技形式のディベートですね。以前、社会人ディベートCafe☆でも、この競技ディベートのスタイルを採用しておりました。

ですが、競技ディベートは数ある中のディベートの一部だということをご理解ください。ルールや勝敗がないディベートも存在します。

3-2 ルール【無】×勝敗【無】のディベート

事前に何らかのテーマを設定して、「●●に賛成か、反対か」「●●について賛成か、反対か」などで簡単に議論をするスタイルのディベートです。

大学の授業や社会人向けのディスカッションに近いディベートです。ルールや勝敗の基準がない分だけ、自由に討論ができます。一方で、参加者ひとりひとりが議論に参加をするための基本的な作法やマナーを身につけていないと、言い合いや口ケンカで終わるケースもあります。

3-3 ルール【無】×勝敗【有】のディベート

ルールがない状態で勝敗だけを用意するとどうなるか?

まさに、テレビの討論番組ですね。勝敗の基準は、ギャラリーの多数決や審判の判定によって行われます。なお、審判が必ずしも正しい判定の方法を知っているわけではありません。

果てしなく口ケンカや口論に近い形のディベートになります。

 

3-4 ルール【有】×勝敗【無】のディベート

最後に、ルールがあって、勝敗のないディベートもあります。これには2つのパターンがあります。

3-4-1 2人チームでのディベート

あえてジャッジを用意しないスタイルのディベートですね。当事者同士でディベートの試合をすると、どうしても自分たちの議論に流されてしまいフェアなジャッジができなくなるため、あえて勝敗はつけない形でディベートの試合だけを行います。

3-4-2 セルフディベート

ひとりで行うディベートです。あまり知られていないかもしれませんが、ディベートに慣れてくるとひとりでもできるようになります。

 

4.リサーチ型とスピーチ型

リサーチ型・スピーチ型というのは、巷で言われているアカデミックディベートかパーラメントディベートかの違いです。アカデミックディベートとパーラメントディベートは似ているようで全く異なるスタイルのディベートです。

4-1 アカデミックディベート

論証重視のリサーチ型のディベートです。事前にテーマが発表されて、選手はそのテーマについてリサーチを行い、試合当日はどんな議論をされても対応できるように、準備万全の状態で挑みます。

学術ディベートと考えるとわかりやすいかもしれませんね。

4-2 パーラメントディベート

パーラメントディベートは、リサーチを一切せずに、その場でテーマが与えられて、15~20以内で議論や戦略を練り、即興でスピーチを行う即興形式のディベートです。

どれだけ論証ができたか、に加えてどれだけスピーチが上手にできたか?も加点の対象になります。

5.最後に

ディベートのルールや勝敗の基準についてざっと解説をしてきましたが、これはあくまで一例です。もしかしたら、今後新しいスタイルのディベートが生まれてくるかもしれませんね。

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