社会人限定のディベート団体です。未経験者・初心者大歓迎の講座を運営しております
ディベート=討論・議論をゲームにしたもの
賛否両論のテーマを用意して、賛成側(肯定側)と反対側(否定側)のチームに分かれ、事前に決められたタイムテーブルに則り、交互に自分たちの議論を出し合い、第三者であるジャッジ・聴衆を説得する形で進められる、ゲーム形式の公開討論です。
1.事前に賛否両論のテーマ(論題)が用意されている
2.選手は、肯定側と否定側のグループにランダムで振り分けられる
3.タイムテーブル(スピーチの時間・順番・役割)に則り進行される
4.勝敗は第三者(ジャッジ・聴衆)の投票に委ねられる
これを「競技ディベートの4要件」と呼びます。口けんかや言い負かし合いにならず、選手たちがフェアな状態で説得力を競うためにこの4つの要件が順守されているのです。
競技ディベートについては以下の記事で詳しく解説をしております。
社会人ディベートCAFEではCAFEスタイルを採用しております
社会人ディベートCafeでは、アメリカ式・イギリス式のディベートを採用しながらも、それを日本人>社会人>ビジネスの最前線で働いている人たちのためにディベートを行いたいという理念があり、CAFEの頭文字にちなんで以下4つのスキルを習得することを目的にしております。
通常、ディベートの試合は、2~3人のチームで行います。強い個人がひとりで戦うわけではなく、グループ・チームで自分たちの戦略とシナリオを共有できているほうが一貫した議論ができ、試合では勝ちやすくなるのです。優れた個人がひとりいるチームよりも、チーム内で意識と知識、試合の勝つための戦略を共有して、ひとりひとりが強みを活かせるほうが試合で勝ちやすくなります。
アクティブ・ラーニングとは、能動的に学修できるように設計された教育手法です。従来の座教育・受け身型の教育ではなく、参加者同士が議論やディスカッションを交わことで、ひとりひとりの認識、思考、表現、経験といった能力を育むことが目的と考えられています。
ディベートは、この「アクティブラーニング」と非常に相性がよく、ディベートそのものが、この「アクティブラーニング」を円滑に進めるために訓練になります。社会人ディベートCAFEでは、このアクティブラーニング手法を取り入れ、この能動的学習法を高めるために「社会人ディベートワークショップ」という講座を開催しております。
「ファシリテーション」とは「容易にすること」「やりやすくする」という意味があります。ビジネスにおいては、「会議を効果的に進行させる」「意見・議論をまとめる」「プロセスの段取りをする」といった言い方もするでしょう。ディベートの試合では、ファシリテーターとして役割が求められます。また、試合後に判定を下す「ジャッジ」の役割はファシリテーターそのものです。
社会人ディベートCAFEでは、この「ジャッジ教育」に力を入れており、ディベートの選手のみならず、ひとりひとりがジャッジとして活動できるようなプログラムを採用しております。
最後にEducation-教育-です。
ディベートの試合で勝つのは、相手を論破するのが得意な人ではなく、第三者(ジャッジ・聴衆)に自分たちの知識・論理をより上手に「教えた」チームが勝ちます。限られた時間の中で、議論全体を俯瞰して捉えて、要点をひとつひとつコンパクトにまとめていき、聞き手のレベルに合わせて表現を巧みに変える力が求められます。
教育-人に何かを教える-シーンでは、教科書通りに教えても、理解できる人とそうだない人がいます。たとえ優れた教科書を使っていても、教わる人が増えれば増えるほど認識の仕方も増えます。その時に大事なのは、いかに相手に合わせてアドリブができるか、です。
ディベートは、自分たちのシナリオにそって議論こそ進めますが、相手も私たちの議論を攻略しにかかるため、最終局面になればなるほどアドリブ力が問われます。
未経験者歓迎!ディベートの経験は問いません。